虹彩認証装置

虹彩認証装置で高セキュリティかつハンズフリーの入退室を実現 - Iris ID iCAM7

1.虹彩認証装置Iris ID iCAM7の概要・特長

虹彩組織内の特徴を分析して本人認証を実行

  • 目の虹彩組織(瞳孔の周りの色の付いた部分)内の特徴を240箇所以上分析して本人認証を実行します。虹彩認証は生体認証の中でも最高の認証精度を持ちます。
  • 虹彩は生後18ヶ月までにパターンが固定され一生変わる事がありません。任意の2つの虹彩が一致する確率は10の78乗分の1程度と低い確率のため、 誤認証を防止する事ができ、厳格な本人確認が可能です。
  • IrisID社のiCAM7000は、世界で最も多く販売されているIrisID社製の最新型虹彩認証装置です。

虹彩認証に使用する虹彩組織
虹彩認証装置Iris ID iCAM7の外観

他の認証方法と比較した虹彩認証のメリット

本人認証の際の服装の自由度が高い

  • 眼の虹彩情報を使った本人認証のため、マスクやゴーグル、手袋等を着用した状態でも認証が可能です。また、認証の際に認証機器に触れる必要がないため、認証に必要な動作や手間が少なくかつ衛生的です。

不正な入退室を防止する高いセキュリティ性

  • 認証のためのICカードを携帯する必要がなくなるため、ICカードの紛失および不正使用のリスクがなくなります。また、入退室に必要なICカードの調達・発行・回収等の管理作業がなくなるため、入退室管理業務にかかる手間も削減されます。
  • 認証に用いる虹彩情報の高レベル生体反応チェック機能により、顔写真や画像等でのなりすましや偽装による不正な入退室はできません。

認証がスムーズで認証失敗等のストレスが少ない

  • 本人拒否率が低く、他人受入率も120万分の1以下と極めて低いため、認証失敗や誤認証が少なく、かつ厳格な本人確認が可能です。
  • 認証可能距離に到達して虹彩の映像取得後1秒で認証を実行するため、スムーズな入退室が可能です。
虹彩認証装置Iris ID iCAM7の認証イメージ1 虹彩認証装置Iris ID iCAM7の認証イメージ2

2.虹彩認証装置Iris ID iCAM7の導入例

指紋認証や顔認証等の生体認証と比較して認証の際の服装の自由度が高いため、マスクや手袋等の着用が必要となる工場や医療・研修施設での本人確認および入退室の用途に多く導入されています。

また、ハンズフリーの利便性と高いセキュリティの両方が求められる、入退室者の多い場所での本人確認にも適しています。

  • 食品工場
  • 薬品工場
  • 医療機関
  • 研究施設
  • 電力・インフラ施設
  • データセンター
  • コールセンター
  • 空港
  • 会員制スポーツジム
  • 等々
虹彩認証装置Iris ID iCAM7の導入例1
虹彩認証装置Iris ID iCAM7の導入例2
虹彩認証装置Iris ID iCAM7の導入例3
虹彩認証装置Iris ID iCAM7の導入例4

3.虹彩認証装置Iris ID iCAM7の製品仕様

型番: Iris ID iCAM7000
製品外観: 虹彩認証装置Iris ID iCAM7の外観
虹彩読み取り距離: 装置から28cm~38cm
登録可能
ユーザ数:
100万ユーザ
イベントログ
保存件数:
端末内に最大100万認証ログ保存可能
(SQLServerを使用する場合はその容量に依存)
動作環境推奨照度: 200lux以上
動作温度: 0℃ ~ 45℃
寸法: 17.8cm x 21.3cm x 6.4cm
電源規格: 12~24VDC 24W
(ACアダプタ同梱 AC100V~240V)
インターフェイス: イーサネット、Wiegand、リレー接点