鍵管理システム

鍵管理の運用をシステム化して多数の鍵を1本に集約、業務効率化して更にセキュリティ強化

1.物理的な鍵を管理・運用する上での問題点

鍵が多いと管理が煩雑になり、管理の労力・コストが大きい

  • 鍵の数が多いほど管理が煩雑になり、鍵管理に手間も時間もかかるため管理者の負荷が大きくなり、管理コストも増大します。
  • 鍵の利用者への鍵の貸出・返却、担当者交代の際の本数確認、引き継ぎ作業等に時間がかかり非効率です。

多数の鍵の管理の労力とコスト

鍵の貸出状況や使用履歴が紙やエクセルの管理台帳では把握困難

鍵の台帳管理の問題点

  • 鍵の貸出・返却状況が紙やエクセルの鍵管理台帳だと把握しにくく、確認するのも時間がかかります。 また、扉(錠)をいつ誰が開けたか、物理鍵の場合には履歴が残らないため実際には分かりません。

鍵の紛失や持ち出しによる不正利用の危険性があり、物理鍵はセキュリティが低い

  • 鍵の数が多くなると紛失や不正持ち出しのリスクが高くなり、紛失した場合にそれに気付くのも対応するのも遅くなります。
    (物理鍵は3Dプリンターで簡単にコピー可能です。)
  • 鍵を不正使用されると、保管してある貴重品や重要な資産、機密情報・個人情報等が盗まれ、会社・組織が損害を被る危険性があります。 また、企業の継続に関わる重大な問題に発展する可能性もあります。

鍵の紛失や持ち出しによる不正利用の危険性


2.鍵管理システムeCLIQの特長と導入メリット

鍵にシリンダー錠の解錠権限を設定し、鍵と錠の相互認証で解錠

  • 鍵(電子キー)に扉(電子シリンダー錠)の解錠権限・解錠スケジュールを割り当てて鍵を解錠します。 (電子キー内部のICと電子シリンダー内部のICが相互認証しなければ解錠されません)
  • 鍵には必要な時のみ必要な扉の解錠権限のみ与える事ができますので、セキュリティが高くなります。
  • 1つの鍵には複数の扉の解錠権限を割り当てたり、書き換えたりする事が可能なため、鍵の本数を大幅に減らす事ができます。

鍵管理システムeCLIQの概要


シリンダー錠の解錠履歴を取得可能

  • 解錠履歴が電子シリンダー錠内部に保持され、システムで収集できます。 そのため、「誰が」「いつ」「どこで」扉の鍵を解錠したのかを確認可能です。
  • システムに解錠履歴がなければ、期間中に荷物や扉の鍵が解錠されていない事の証明にも使えます。

鍵管理システムeCLIQの概要


鍵の貸出・返却管理が可能

  • 誰に鍵を貸し出したかの記録を残せます。 また、現在どの鍵が貸出中で、鍵にどこの解錠権限が付与されているかを把握する事ができます。
  • 例えば、施設管理人の日次引き継ぎ時に多数の鍵の本数確認等の手間が省け、引き継ぎ時間を短縮化・効率化できます。

鍵管理システムeCLIQの概要


様々な種類の鍵や錠の管理へ適用可能

  • 通常の扉のシリンダー錠だけでなく、サーバラックの扉、建物のパイプ・シャフトの扉、機器制御盤の扉、コンテナやフェンスの南京錠等、幅広い鍵と錠の管理に適用可能です。
  • 幅広い鍵と錠の管理に適用する事で多数の鍵を1本化でき、更に鍵のかかった場所や物のセキュリティ性を高める事が可能です。

鍵管理システムeCLIQの概要

3.鍵管理システムeCLIQの運用例

例1)必要な時に必要な扉の解錠権限のみを設定し、鍵を貸出

鍵に対して必要な時のみ解錠権限を設定し、鍵を貸出

  1. 鍵の解錠権限・期間を限定する事で扉のセキュリティ性を向上
  2. 鍵の使用履歴「誰が」「いつ」「どこの」扉を解錠したかを把握。
  3. 鍵の貸し出し・返却管理の効率化、記録

例2)鍵の解錠権限を本社等で一元管理し、遠隔地の鍵も管理

鍵に対して必要な時のみ解錠権限を設定し、鍵を貸出

  1. 鍵の解錠権限・期間を限定する事で扉のセキュリティ性を向上
  2. 鍵の使用履歴「誰が」「いつ」「どこの」扉を解錠したかを把握。
  3. 鍵の貸し出し・返却管理の効率化、記録

4.鍵管理システムeCLIQの適用例

錠の種類 設置場所(例)

扉のシリンダー錠

扉の電子シリンダー錠

貴重品や資産、重要機器、機密情報や個人情報等が保管してある場所のセキュリティを高める事ができます。 また、鍵の本数が多い建物での鍵管理を効率化する事ができます。


  • 保管庫、倉庫、機械室、空調室、遠隔地の無人施設
  • 公共インフラ施設、公共機関:
    通信施設、発電所、鉄道駅、空港、港 、市役所、病院、大学
  • 高いセキュリティが求められる場所:
    研究期間、製薬会社、データセンター
  • 高価なものの展示・保管場所:
    博物館、美術館
  • その他:
    オフィスビル、店舗、工場、ホテル、マンション、集合住宅

保管庫の鍵管理

倉庫の鍵管理

カムロック錠

カムロック型電子シリンダー錠

重要な機器が格納されたラック、錠の部分が小さい棚、産業用機器の扉の錠等におすすめです。


  • サーバラック、ロッカーの扉の錠
  • 自動販売機の錠
  • EPSや制御盤等の重要機器、産業用機器の扉の錠等

サーバラックの鍵管理

機械室の鍵管理

南京錠

南京錠型電子シリンダー

錠を取り付ける場所が固定でないもの、通常の錠の取り付けが困難な場所、屋外の錠等におすすめです。


  • 運送会社のコンテナの錠前
    (電子シリンダー錠の解錠履歴が取得できるため、荷物が途中経路で開けられていない事を証明できる)
  • 敷地の重要施設への扉、フェンスの錠前
    (南京錠型電子シリンダーはIP65対応で、屋外の使用も可能。)

コンテナの南京錠の鍵管理

南京錠が付いたフェンスの鍵管理


5.鍵管理システムeCLIQの詳細

(1)鍵管理システムeCLIQの機能

電子キーへの解錠権限設定、使用有効期間の設定、解錠履歴の確認、鍵の貸出返却管理等が画面から簡単にできます。

※画像クリックで大きい画像を表示します。

鍵の解錠権限設定:
  • 鍵に対して解錠権限を与える錠を選択。(1つの鍵に対し、複数の錠の解錠権限設定が可能。)
鍵の使用有効期間設定:
  • 鍵の使用有効期間および使用有効時間帯を設定可能。
    (上記期間および時間帯にのみ解錠が可能。)
遠隔地の鍵への解錠権限・有効期限設定:
  • スマートフォンのBluetoothを介して鍵に解錠権限・有効期間を設定
  • 専用デバイスを使って鍵に解錠権限・有効期限を設定
解錠履歴の取得:
  • 扉(錠)をいつどの鍵が開けたのか、履歴を取得可能。
  • 期間を指定して解錠履歴の検索が可能。
鍵の貸出・返却管理:
  • ・鍵の貸出状況の把握
    (貸出中、未貸出の鍵をそれぞれ一覧表示可能)

(2)鍵管理システムeCLIQの機器構成

システムの管理PCに接続されたプログラミングデバイス(設定用端末)で、電子キーに電子シリンダー錠の解錠権限を設定できます。

インターネットに接続された設定用デバイスを介して、遠隔地でも電子キーに解錠権限を設定できます。


鍵管理システムeCLIQの機器構成図



※システム導入の際に必要な機器や構成は、鍵管理へのお客様のご要件や鍵の運用方法をお伺いした上で決定いたします。


例)電子キーへ解錠権限設定を行う場所を本社のみにするか、他の拠点や遠隔地でも行うか?

→ システムの管理PCがある場所以外でも電子キーへ権限設定が可能な
「ウォールプログラミングデバイス」「モバイルプログラミングデバイス」が必要かどうかを判断。

例)1日あたり何人の来館者や作業者に対して鍵の貸し出しを行うか?

→ 必要なユーザキー(電子キー)の本数を判断。

(3)鍵管理システムeCLIQの製品仕様

電子キーの仕様

電源: リチウム電池(CR2032)
電池寿命: 電池交換後3年または30,000回の使用
使用履歴の内部保持件数: 1,000件
鍵管理システムeCLIQの電子キー

各種電子シリンダー錠の共通仕様

解錠回数: 20万回までメンテナンスフリー
動作温度: -25℃~85℃
防塵防水規格: 保護等級IP54
※但し、結露しない事
(シャッター付きはIP55)
解錠履歴の内部保持件数: 750件
不正解錠防止: タンブラーが存在せず、ピッキング、
バンピングの不正解錠が不可能。

※シリンダ側は電源が不要

鍵管理システムeCLIQの各種電子シリンダー
カタログ:

  • 鍵管理システムの機能へのご質問やデモのご依頼等、お気軽にお問い合わせください。